2010年暮れから2011年初頭にかけて、新6mモデルを製作し、2月下旬にテスト設営を行いました。
まずは、スライドショーをご覧ください。
2008年の渚音楽祭とnatural smileで、強風にやられて半壊してしまった6mドーム、強度不足を認めざるを得ない状況の中、手持ちの中で最も大きなこのサイズのドームを設営することを封印して以来、2年以上の月日が経過しました。
その間、日球ドームを通じたアウトドアライフスタイルの更なる向上を志し、キャンピングカーの技術を習得する為に、日々精進してきました。
しかし、その時の悔しい思いを忘れた訳ではなく、『いつか必ずリベンジを果たす!』そんな気持ちを胸に、少しずつ新6mモデルの構想を練っていきました。
現状のスペック(重さ・収納時の体積・丸さ・質感・コスト)を落とさずに、強度をあげる為には、ジョイントシステムを変えるしかない。今までと異なる方法を模索し、頭をひねる。
ひねる?!
ん?
んんん~!
『ひねるぅ!』
そうか、ひねってみればいいんだぁ!といった具合にガコーンッ!とアイデアがひらめいて、イメージを図示してみる。
なんだか行けそうな気がする。。。
この方法によって、竹構造材の厚さと幅が増強され、ジョイント内の竹構造材を差し込むガイドとなる木部が省かれ、それによりジョイント自体の厚さが薄くなり、ひねりを加えた事で組んだ構造体の見映えも変わる。
これは面白い!!!
何度か試作を繰り返し、ようやく新しいジョイントが完成する。
天幕は、以下写真の状態(天頂部:1枚、側面部1枚)となります。前面が開いており、直径6mなので、ライブもできそうです。
また、防水層である雨受けシート(写真ではほとんど付けていない状態です)は、ドーム全体を覆うことができます。
新生6mドームが加わり、ますます厚みのある活動が可能となりました。
初披露は、4月10日開催の渚音楽祭2011春にて使っていただく事になっています。風が強いお台場での設営は、実用性を推し量る上で、とてもいい環境だと思います。
私自身も現場入り(4.8mドームで出店)する予定ですので、興味のある方は、出店している日球ドームまで、ぜひお立ち寄り下さい。
乞うご期待!!!
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