□2007年の最近のブログ記事

071223 KaneYole -Sketched by Peacenic-

2007年最後のドームリースとなったのは、Peacenic主催にて横須賀にある海の家『かねよ食堂』にて行われた"Kane Yole" ~Sketched by Peacenic~にPAブースとして設営してきました。

真冬の寒いこの季節、海辺の濱風は冷たい。前日から降り続いた雨も設営前には上がり、いい感じに進んでいるように見えていましたが・・・。

 

071222 ジオライト28(正20面体球/4分割/52cm

 

これまで製作してきたジオライトは、正12面体球・正20面体球(2分割・3分割)がほとんどでした。

作り慣れてきた事もあり、今回はより細かい構造の正20面体球4分割のジオライトの製作に挑戦しました。

初めて作る4分割、これまでのジオライトと比べて部品数と製作時間が倍増し、予想以上に大変でしたが、試行錯誤しながら何とか無事完成! 出来栄えは上々です。

今回の皮膜のイメージは渦、面数が多いので色々な表現が出来そうですね。(骨は折れますが・・・)

071102-04 白雉祭

 

文化祭シーズンの真っ只中、江古田にある武蔵大学の学園祭、白雉祭のイベントブースとして、日球ドームが採用されました。
 
武蔵大学の実行委員会より日球ドーム(6mモデル)を使いたい旨の話を受けましたが、これまで使ってきた6m用天幕は生地自体が重い事や、生地の色・模様がVJの映像の投影を妨げてしまう事など、マイナス要素が多い為、新規に製作する事になりました。
 
イベント出店などの合間を縫って、作業を進め、なんとか前日に完成。きちんと張れるかどうか不安を抱えながら本番を迎えました。
 
本番前日、久しぶりの6mドームの設営を開始、いつもよりも一回り大きな構造体を組み、いよいよ天幕を取り付ける。大きな誤差もなくピッタリと収まり、一安心。
 
今回製作した6mドーム天幕は、VJも対応可能なベーシックな白色とし、防水性能は4.8mドームで培った内部に透明な防水シートを取り付ける方法を採用する事により、軽くて薄いストレッチ生地を使用しました。
 
初日、くろ音子によるライブ。爽やかな音色に通りかかった人も立ち止まって聞いていました。
 
2日目は、メインイベントであるdown to earthが行われました。
右から正木高志氏、北山耕平氏、小林崇氏によるトークセッションやDVD上映やライブ、ストーリーテリングなど充実した内容にたくさんの人が集まり、それぞれの立場から自然に立ち返って生きる事の重要性が熱く語られました。
 
3日目は、前日のハードな内容から一転、DJによる音楽イベント。幅の広い選曲にたくさんの方が楽しい時間を過ごしていました。
 
個人的に感じた事として、今回の学園祭を振り返ると、動く建築を志すようになった学生時代、フラーの影響などもあって、大学をはじめとする学校教育に対しある種の抵抗感をもっていましたが、それに反発するのではなく、その内側に入って行かなければ、何も変わらないということです。
 
学生たちは純粋に人生をかけて打ち込める何かを求めています。そんな彼らの未来に夢を与え、行動に移していける環境づくりとして、このような企画に協力できた事にとても深い喜びと感謝を感じました。
 
今後の活動に向けて、とても素晴らしい機会を与えていただき、どうもありがとうございました。
071027-28 SPACE GATHERING OPENAIR 10th Anniversary

 

毎年、恒例となったSPACE GATHERINGに出店&ドームリースで参加しました。
 
10周年を迎え、どんなイベントになるのかと期待をして乗り込んだ前日、2台のドームの構造体を組んだ直後、激しい雨が降り出しました。
 
話によると、台風20号がいきなり発生。
しかも今回の台風はスピードが速く、日本に最も近づくのは伊豆諸島ということで、下手すると直撃もありうると心配しながら、当日を迎えました。
 
案の定、風が強い。
出店の準備もままならない中、設営済みのマッサージ用ドームを見に行くと、時々吹き抜けた突風にやられて、防水用の雨受けがビリビリと破れていました。
これは危ないと思いつつも、まだ終わらないお店の準備を進めていると、またもや突風が…。
これはヤバイと思って、再びマッサージドームの立つ場所へ駆けつけると、構造体もグチャグチャになっていました。本番を目前にこの状態は人目にさらせないと急遽、片付けを行い、暗くなる前になんとか撤去。さすが10周年、自然現象の猛威を見せ付けられました。
 
本番に食い込んでようやくお店の準備が完了すると、主催者側からマッサージドームの再設営のオファーが入る。
 
キャンドルJUNによるデコレーションと同時進行でもう一度ドームの設営が始まりました。お客さんも見ている中でのライブ設営、いつもとは一味違った感じの達成感を覚えました。


 
このマッサージドーム、寝て行うマッサージをする事もあり、通常の日球ドームの構造体の一番下の1段を取り去った状態にして欲しいということで、いつもとは一味違ったドームとなりました。
 
ゲートオープン後は、台風一過の快晴に恵まれ、突き抜けるような青空の下、無事終了。
こういう天候だったからこそ味わえる内容の濃いイベントでした。
071013-14 渚音楽祭 2007秋

 

 

2005年の春に出店して以来となる渚音楽祭に参加してきました。
 
今回はキッズエリアに2台を設営。
1台は自分たちの出店用ブースとして、もう1台はキッズエリアという事で、子供が大好きなカブトムシやクワガタたなどを販売する虫屋さん&種のついたメッセージ風船を飛ばす企画用のブースとして使われました。
 
会場は全部で8つのフロアに分けられ、各フロアではそれぞれ異なるジャンルのアーティストによるライブやDJが繰り広げられていました。
 
恒例となっていたお台場オープンコートでの開催ですが、新しい建物が建築されるとの事で、次回からは別の場所での開催となるとの事、環境が変わってまた違った顔を持つイベントになっていくのでしょうか…!?
071006-07 美濃和紙あかりアート

 

和紙の産地である美濃で行われた美濃和紙あかりアート展に、日球ジオライトを出展しました。今回14回目となるこのイベント、日本各地からたくさんの方が腕を奮って製作した照明が、うだつのあがる古い美濃の町並みを鮮やかに彩りました。
 
このイベントについて知ったのは、4月に製作したジオライト11のO氏に紹介された事がキッカケとなりました。
 
これまで製作してきたジオライトの可能性を表現するのにとても良い機会と思い、参加を決意しました。


 
結果として入選はしませんでしたが、600を超える多くの作品から、様々なアイデアや表現手法を見学し、照明の持つ面白さや深みを再認識しました。ぜひ今後の活動に、活かしていきたいと思います。
071004 ジオライト27(正12面体球/26cm)

 

湘南地域で活動する横ノリチーム"LINE"のメンバーN氏の注文で製作した作品。

アースカラーをベースにシンプルなデザインを心がけました。

070929-30 How Sweet

 

今週末は、朝霧高原にある山下オートキャンプで行われたHow Sweetにドームで出店してきました。
 
250人限定のこのイベントは、ジャムバンドによるライブが中心、次から次へと生演奏の心地良い音楽が会場を包んでいました。
 
去年、奈良公園で開催された十五夜の宴で、コラボレーションしたMIRRRORBOWLERSもデコで参加するなど、とてもアットホームな雰囲気の中、たくさんの方がお店を訪れてくれました。
 
この規模ならではのコンテンツの凝縮度が、何かとアクセスしやすくて、とても気軽に楽しめるイベントでした。
070928 ジオライト26(美濃和紙あかりアート展出品)

 

和紙の産地である美濃で行われた美濃和紙あかりアート展に出展するために製作した作品。
 

このイベントを紹介してくれたのは、ジオライト11を注文してくれたO氏。

これまで製作してきたジオライトの可能性を表現するのにとても良い機会と思い、参加を決意しました。
 
出展にあたり製作したジオライトは、それぞれ構造が異なる以下の3タイプ
 
  • 26cm正12面体球
  • 30cm正20面体球(2分割モデル)
  • 48cm正20面体球(3分割モデル)
を球体にせず、それぞれ部分的に形作る事で、蓮の花をイメージした作品となりました。
070922-24 GREAT HAPPINESS

 

前回に引き続き、JUNGLE FRESHオーガナイズのイベントGREAT HAPPINESSで日球ドームがDJブースとして使われました。
 
9月上旬に関東を直撃した台風9号で、キャンプ場に土砂崩れが発生するなど、始まる前から嵐の予感がする中、今回はステージ上にドームを組み、ドーム前面の構造体を外すという要求を受け、それに挑戦することとなりました。
 
前面の構造体の大部分を外すと、ドームの強度は激減する。その為、ドーム構造体の一部に補強を施すという対策を練り、イベントに臨みました。
 
同じ週に山中湖で行われるSense of WonderでもCROCS出展ブースとして使いたいという話が舞い込み、イベントをハシゴするという日程の中、現地に前日入りして、事前に設営する事になり、作業に着手すると、ステージ足場の作業が難航、前日中に準備が完了しないまま、スタッフにやり方だけを指示して、次の現場へ行かなければならない事態に…。
 
2人のスタッフを現場に残し、自分は次の現場へ向った後、問題が勃発。補強の仕方が悪く、ドーム前面の構造体を外すとドームが大きくゆがみ、修正しなければならない状況に直面しました。一度は、うまく乗り切ったものの、雨とデコレーションの重さで、再び大きくドームがゆがみ、緊急事態発生!
 
限られた少ない時間の中で再修正を迫られる中、ドーム事態を柱で支えるという方法で乗り切るしかない状況に陥りました。
 
本来柱がない事がドームの良さであり、ステージスタッフ間でも賛否の声が上がる中、安全を最優先する為、苦渋の決断をしました。
 
幸い事故もなく、乗り切ることが出来ましたが、関係者には多大なる心配と迷惑をかけてしまった事、大変恐縮致します。
ここで学んだ事を大切にして、今後の活動に取り入れていきたいと思います。

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