「小さな暮らし研究所」を発足します。

〔日球のひとりごつ〕, 2013年

ゴールデンウィークに突入してもまだかなり冷えますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて4月は、バタバタと忙しかった年末年始からの流れが一先ず落ち着き、俯瞰してものを考えたりする時間ができるようになり、社会情勢がものすごい勢いで変わっているのをとても強く感じた1ヶ月でした。

2013年3月の下旬に、岐阜県の土岐市にある核融合科学研究所で近い将来に重水素実験を行うことに対して、地元の市民団体(多治見を放射能から守ろう!市民の会)が岐阜県知事に要望書と質問書を提出する為の集まりに参加しました。

原発と同様に処理の方法が確立されてない放射性廃棄物を生み出す重水素実験、当然その実験の先には莫大なエネルギーを生み出す核融合発電が視野に入っているのは間違いないだろうと思います。

それが技術として確立するまでに、あとどれくらいかかるのか?それが実用されるまでに莫大な予算が計上される上、人体に有害な処理のできないゴミを増やしていく。しかも、土岐市の伝統産業は陶器である。その土地に根付いた文化さえも破壊しようとしているのだ。

何たる悪循環・・・。

核融合反応については、ノーベル物理学賞を受賞された小柴昌俊氏も警鐘を鳴らしています。(下記画像は、多治見を放射能から守ろう!市民の会より)

上記の要望書・質問書に対する回答期限である2013年4月10日を待たない3月28日、この核融合発電に向かう重水素実験の実施が、土岐・多治見・瑞浪の東濃3市と岐阜県知事との間で調印されました。

ちょっと、待ったぁーーーー!!!おいおい、こんな重要な事をそんなごく一部の自治体だけの判断で決めていいのかぁ!?

と憤った結果、県庁での集まりに同行した国府町の牧島君と一緒に高山市長に重水素実験についての見解を聞きに行ってきました。色々とざっくばらんに話してくれました。脱原発宣言を一早く行ったその先見性で市民の安心・安全な暮らしを守ってくれる事を期待できるのがありがたいですが、一個人に出来る事って限界がある事も感じざるを得ませんでした。

小さな個人じゃ出来ない事も、皆で協力すれば出来る!

という事で、市民団体を作ろうと思うようになり、「小さな暮らし研究所」を立ち上げる事にしました。巨大な資本経済によってがんじがらめになった社会から脱却できるような、自然と共生したよりスマートでコンパクトな自給循環型の暮らし方について研究・実践していきます。

2013年5月15日に、上述の牧島君が代表を務める飛騨国府villageにて、「第1回小さな暮らし研究会議 」を開催します。この活動に興味を持たれた方はぜひ参加してみて下さい!

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