第1回セルフビルドワークショップ in 夏山エンジョイ

ASANOHA, セルフビルドワークショップ, 日球ドーム, 2019年

2019年8月11日、岐阜県高山市で開催されたイベント『夏山エンジョイ』にて、第1回セルフビルドワークショップを実施しました。

予てよりドーム本体だけを借りて自分で設営したいという要望があったのですが、施工の専門性や安全性、屋外で使用する事による天候への対応など、ただ設営する以外にも様々なケアが必要となる事から、全くの設営未経験者に物だけレンタルするのを躊躇してきました。

しかし、ここ数年の間に所有するドームの台数やサイズ展開が増え、同じ週末に2現場、3現場をこなすケースも生じ、自分ひとりですべてに対応する事に限界を感じるようになり、自分以外でも設営・撤去ができる人を増やしていく事が今後のナナヒトの活動において重要であると共に、ユーザーにとってもドーム本体だけをより安価にレンタルできる仕組みを整備する事で現状の問題や既存のニーズに対応していく方向性を模索してきました。

以上のような背景がある中、日球ドームによる体験学習を通じて、自分で建てられるセルフビルダー、更に知識・経験を深めて人に指導したり現場を任せられるインストラクター、本気で日球ドームを仕事にしたい方向けのレンタル営業代理店という流れで、段階的に成長しながら好みのスタイルで日球ドームを活用できるシステムを作る事に至りました。

ちょうど、このセルフビルドワークショップの内容について検討を重ねている頃に、高山で付き合いのある友人が野麦にある廃校となった小学校でイベントを開催するという話を聞き、現地でのミーティングに参加してみました。地元の高山市の中でも最も過疎化が進んでしまっている高根町の最奥、長野県との県境にある野麦、古い邦画の『あゝ野麦峠』の舞台としてよく知られる場所ですが、乗鞍南麓の豊かな自然環境やノスタルジックな木造2階建ての校舎に一目惚れ、記念すべき第1回目のセルフビルドワークショップをここで実施する運びとなりました。

事前の施設の掃除などを経て迎えた当日、台風10号が近づいている日程での開催で天候を危惧していましたが、その心配を吹き飛ばすような晴天の下、気の知れた地元の友人が多数参加してワークショップがスタートしました。

まずは竹フレームとジョイントを使ってジオデシックドームの構造体を組んでいきます。この作業は楽しいのか、みんなとても積極的です。構造体が完成した後はASANOHAパーツの取付、天幕、雨受ビニールと進んでいきます。作業している間に出店者や参加者がドンドンやってきて、ワークショップに参加してくれていた方も途中で別の作業に駆り出されたりと中々、最初から最後まで工程を共有する事はできませんでしたが、なんとか時間通りに設置完了。

その後はパーティタイム!いつものメンツや近県からゲストも多数参加してくれて、イベントはとても盛り上がりました。

なんだかとても懐かしいような不思議な雰囲気の中、コンテンツは音楽だけにとどまらず、会場の至る所で各種ワークショップや紙芝居、怪談など、参加者がそれぞれ気の向くままに自由に楽しんでいる様子がとても印象的でした。地元の方も多数訪れ、ゆっくりくつろいでくれていて、話は早くも来年以降の事に…

過疎が進む地域の為、時期は未定とはいえ解体も検討されている野麦学舎ですが、今となっては中々再現できない情緒ある校舎を維持していけるような流れにつなげていくようなイベントに育っていきそうな予感もした夏山エンジョイでした。

ワークショップに参加してくれた方をはじめ、イベントに足を運んでくれた皆様、どうもありがとうございました!
次回はまだ未定ですが、詳細決まり次第SNSや当ブログにて告知致します。

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