てのひらまつり2009@長瀞キャンプ村

 

 2009年6月12~14日、埼玉県の長瀞キャンプ場で開催されたてのひらまつりに今年も出店してきました。

 年々、変貌を遂げていくこのイベント、今年は出店条件が厳しくなり、オリジナルの作品でないと出店できなくなるなど、楽しさの影にあるストイックな姿勢が素晴らしく、短期間で作られたテント村とは思えない地に足の着いた感じが独特の雰囲気をかもし出していました。

 今回もSHINZOUが設営監督となってドーム設営から店作りをこなす働きぶりで、横浜・六角橋にある古本屋「軒下文庫」さんと足つぼマッサージ師とのコラボレーションにより、ドームの中はいつもに増して濃厚な空間になりました。特に感じたのは、古本を置いた事によって、空間が引き締まったといったらいいのでしょうか・・・、表現するのは難しいですが、活字の存在感が強く際立っていました。

 自分自身も土曜日の夜~日曜日の朝まで訪れ、久しぶりに再開した友人・知人と話したり、会場をぶらついたりと祭り気分を味わいましたが、ほんのちょっとしかいる事が出来ず、醍醐味に触れるには至らない感じでした。

 そして、イベントが終る間際、会場は一気にパニックに陥りました。例年、梅雨の最中でも突き抜けるような晴天を続けてきてきたこのイベントですが、今年待ち受けていたのは、雹だったようです。

 こんなドラマチックな展開に見舞われる当事者は、大変な事に間違いありませんが、振り返ればこういう状況に陥った瞬間が最もエキサイティングであり、忘れがたい思い出となっていくのだと思います。

 参加者の数だけドラマがあり、それぞれが楽しい事やつらい事などの揺さぶりを受け、成長しながら、結果的にすべてが連鎖しあって時が流れていく。そんなリアルな情景が当たり前のように繰り広げられているのを、一人一人が感じながら作っている。そんな感覚を久しぶり思い出しました。

 出店にあたり、サポートしてくれた仲間達に感謝します。いつもどうもありがとう!

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コメント(2)

てのひら行ってたのに会えなくて残念。
素敵なお店だったね。
ドームですぐにわかったよ。

今年の獏はさらに大人数で村を作る計画なので
また一緒できたらいいねー。

あの雹と豪雨にはマイッた。
とは言いつつもテンションは最高潮だったよ★
長瀞の神様はそう簡単には帰してくれなかった!
素晴らしい体験を与えてくれる日球ドームに感謝!!

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