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忍野デッド2008の帰り道、会場となった"ふもとっぱら"からも近い『えいちの村(3月下旬に新型ドーム・テスト設営会を行った)』に立ち寄り、直径4.8mの日球ドームを常設展示してきました。
ドームを常設する試みは、2004年に約3ヶ月間、中伊豆の山奥で行って以来となりますが、今回はその時のようにその場に滞在しながら検証を行うわけではないので、何かあった時にも安心なように、ドームの強度を高める必要性から、構造体に右写真のような木製の構造補強材を取付けてみました。
この木製の構造補強材を作る過程で感じた事ですが・・・
日球ドームの現状のジョイントシステムは移動型ドームテントとして、素早い移設を可能とする為の仕組みで、もし仮に常設型ドームテントとして活用する場合、ボルト・ナットによる固定など、設営・撤去に時間がかかったとしても、もっと簡素なシステムにする事で、
より安価で高強度な構造体
を提供出来るようになれば、常設に対応したドームテントの新たな活路が見出せるはずです。
しかし、実際に常設で利用するとなると、まだ遭遇していないような問題なども出てくることも考えられます。まずは今回、えいちの村で常設展示する試みに着手した事が、次のステップへ向かう試金石なのだと確信しています。
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