060604 6mド |
以前から要望の高い6mドームの製作に着手しました。
構造体部分から取り掛かるつもりですが、竹の加工にはかなりの作業時間を費やします。すでにある需要を早く満たす為にも、今回は2005年の冬場に中伊豆で切り出してきた孟宗竹は使わず、普段使用している4.8m(16ft)ドームを利用したモデルとなります。
まず、4.8mドーム2台分の構造材に穴をあけ、同じ長さの構造材同士を互いにボルトナットで繋ぎ合わせる事で、6mドーム1台分の構造材になります。
天幕は日暮里の繊維街で探してきた、幅1120mmの防水生地で、使用する長さは約80mです。
裁断した生地を接着していく為にテープで一時仮止めし、裏返してからボンドで接着する方法でやってみました。
大まかなパーツがほぼ完成し、ここで一先ずテスト設営を試みました。
構造体の組みあがりの様子や天幕の大きさ・誤差、ディティールの収まりなどを確認します。
構造体の組みあがりの様子や天幕の大きさ・誤差、ディティールの収まりなどを確認します。
4.8m(16ft)ドームと比べると広く感じる円周。
一つ一つ立ち上がる三角形部分の大きさが一際大きい。
ドームが大きくなった分、天幕の大きさ・重さも増大した為、取付作業は今までよりも若干大変になりますが、二人で作業してほとんど変わらない要領で順調に進む。
多少余裕を見て作ったつもりでしたが、サイズはピッタリ。
分割してある境目に多少の隙間が出来てしまう個所がある為、天幕の重なり部分をもう少し広げた方がより良いようです。
この問題がわかったのは、今回のテスト設営の大きな収穫となりました。
分割してある境目に多少の隙間が出来てしまう個所がある為、天幕の重なり部分をもう少し広げた方がより良いようです。
この問題がわかったのは、今回のテスト設営の大きな収穫となりました。
天幕の色は、白ではなく、淡いベージュ。汚れも目立ちにくく、緑と土によく調和する色合いです。
内部は、4.8m(16ft)ドームと比べるとかなり広く感じます。
ディティールの確認も済み、完成に向けて一歩前進。
デビューまであと少し!
ディティールの確認も済み、完成に向けて一歩前進。
デビューまであと少し!
※天幕部分は、2007年10月に無地・無色のストレッチ生地で再製作致しました。
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